ゆずにっき

unity使い始めた初心者がVR業界目指していろいろなものを作っていくブログです

テクニカルアーティストになりたい

気まぐれで今回は自分の話(黒歴史?)をしてみる。

親から言われていたのは、大学に行くなら国公立で都内。自分が志望していたのは、科学技術を駆使して理系からメディアアートに携わる大学へ行くこと。
ついこの間まであれだけ本気でプロジェクションマッピングVR、ホログラフィなどの研究をしているとある大学を目指していた自分が、今はVR業界を目指してVRアカデミーさんのところでunityを勉強している、、人生何があるかほんとに分からないなって。

大学落ちる前も落ちた後も、ずっと自分は浪人するつもりでいました。理科科目は好きだったものの、高1高2と自分はそこまで頭が良くない上に遊びまくっていて、高2の冬頃からちょっとずつ受験スイッチが入ったような私は、今思えば国公立一般受験なんてたった1年ちょっとの勉強で受かるかアホかって感じで。
でもなんとか理系でもメディアアートに携わる道を歩みたくて、3年になってからの1年間は自分でもおかしくなるくらい本気で大学に行こうとしてました(みんなそうだけど...)。

結果は薄々わかっていましたが、、センターで理系教科はボーダーに乗ったものの苦手科目が平均程度しか取れなくて門前払い、、、(デッサンあるから取り返せるとかそんな甘いもんじゃない国公立、当たり前。)

悔しくてでもどうしても志望校に行きたかった、妥協してほかの学科には行きたくないし金銭的にも私立には行けない。浪人しよう。しばらくずっとその事しか考えてなかった。

受験シーズンが終わって次の受験までの年間計画とか立てて足りなかった教材揃えて久しぶりに勉強合間に友達と喋ったりしてささやかな日常を噛み締めてた3月はじめ頃だったかなぁ、VRが今物凄く来てるよって話をネットとかテレビでよく聞くようになって。
それまでの自分は受験勉強に夢中になりすぎて、プロジェクションマッピングって具体的にどーやって作るの?とか、VRやりたいって一体ハードを作りたいのか、それともゲームやコンテンツ等のソフトを作りたいのか?とか、ホログラフィって原理的に物理系の学科じゃないの?とか、今思えば自分のやりたいことと目指しているものがちゃんと合っているのか、深く考えられてないまま目標に向かってつっ走っていただけでした。

VRの話題をよく聞くようになってから、自分ってVRのことをどれだけ勉強しているんだろうってふと気になりだした自分は、ひたすらVRについて調べ始めてしまって。
VRと言ってもHTC viveやOculus RiftPSVR...色んなハードがあって、VRで使われるゲームやコンテンツはunityというゲームエンジンソフトで出来ている。ここでunityってどんなものなのか気になりだした自分はunityはどんなソフトなのか、unityは大学で学べるのかどうなのか、C#でプログラミングができないとダメだとか、モデリングして作ったデータをunityにもってきて動かしたりステージにしたりできるとか、色々なことを調べだして気づいたんです。
自分ってVRとかメディアアート系の道を目指しているのに、VR技術等のことを何にも知らない、何にも勉強していなかった。

それから、自分が調べた記事というのは、ほんの半年1年2年前のものだったり、ごく最近のものばかりだったことに強く衝撃を受けました。
自分が受験勉強に徹している間に色んなところでVRに関する技術を深めていってる人達がいて、VRでコンテンツを作っている開発者がいて、今この瞬間にもその開発者を目指してunityやモデリングを勉強している人達がいるんだってことに気づいてしまって、しかもその波がこの数年でものすごい勢いで成長してるんだなって知って、自分はいてもたってもいられなくなって。

また、VR業界では仕事につくために必要なのは学歴ももちろん重要だけど、それ以上に自分が作ってきた作品の記録、ポートフォリオが大事だとも知ってますますじっとしてられなくなって...

そのまま大学を目指していてもよかったものの、ネットの海からVRアカデミーさんを見つけて、体験会に行ってVRを初めて体験して、これは大学受験なんかやめてすぐにでもVRの道を目指すべきなんじゃないか、本気で今からunityやモデリングを勉強して目指したら早くあの最先端のVRを扱ったゲームやコンテンツを作れる人になれるんじゃないかと心から思うようになって、親が貯めておいてくれた学費を自分のVR業界を目指すための初期費用に投資した自分だったのでした。

そのことに関しては今は後悔はしていないし、これからの自分でその行動がよかったか悪かったか決まるんだろうなって身をもって感じてますが、、今の自分にはまだなんとも言えないです。

それからの自分はアカデミーが始まりuniteに参加したりして色々な方と出合って話をして、バイトしたお金を貯めてVR機材を買ったりゲームジャムにハッカソン...と、刺激のある日々を送っていて。少しずつunityのことを勉強していて、unity初めてたった4ヶ月の自分には本当にまだまだだと思うところばかりで。また自分がVRに携わる何になりたいのか。ゲームを作りたいのかコンテンツを作りたいのか、それともメディアアートを作りたいのか。今も本当にあやふやです。
unityやりたいしスクリプトも書けるようになりたい。でもモデリングもしたくてステージのデザインをしたりするのが楽しい。まだそんなことしか考えてない本当に未熟者ですが、、、昨日アカデミーで聞いた一言、ゆずさんはテクニカルアーティストに向いてるかもしれない。テクニカルアーティストってなんだろう?

調べてみたらエンジニアとアーティストの橋渡し役のようなもので、エンジニア的な面もアーティスト的なソフト面もどちらも詳しく、仲介役ができる、シェーダーが書ける、Pythonという言語でプログラミングができる、maya等のツールが使える、unityを理解していてプログラミングができる、等、今自分が興味を持ってること全部を踏まえてさらにシェーダーがかけたりアニメーションが付けられたりPythonが使えたりと、勉強しなきゃいけないことがまだまだあるし、自分に足りないことだらけですが、テクニカルアーティスト。調べてみてものすごくかっこいいなぁと思って。

テクニカルアーティストを目指して頑張っていきたいなぁと大きな目標ができたという話(今までの黒歴史)でした。((長い

というわけで私は早く初心者から脱したい...(´・ω・`)